無料でキャラクター作成、ポージングデスクトップ・アップデート

皆さん、こんにちは。

目次

ポージングデスクトップ・アップデート

無料でキャラクター作成、今回は、ポージングデスクトップに新しく実装されたシーン保存とポーズファイル保存について書きたいと思います。

シーン保存とポーズファイル保存

シーン保存は、複数アバターを呼び出した際にそのポーズを一括保存出来る機能です。

VRoidstudioにも、ポーズ保存機能が実装されましたし、VPicにも保存機能が有ります。VPicの保存機能は、サムネイル表示が付いていて凄く分かり易いです。

只、どちらも一人一人の保存となり、複数まとめての保存は出来ません。

ポージングデスクトップでは、5人までアバターを呼び出せるので、まとめてのポーズが呼び出せるのは嬉しいですね^^。

只、いくつかの条件が有りますので、やって見たいと思います。

シーンを保存して有れば、これが、簡単に行えます。

保存内容

  • 既存のキャラクター及び呼び出したVRMファイルキャラクターのポーズ(保存時のキャラクターの向き・大きさ・位置)
  • ワールドライトは保存される様に表記が有るが、保存されない(なぜかポイントライトは保存されている)
  • 表情は保存されない

ですから、保存時のキャラクター以外で保存したシーンを使用する場合、変更によって置き換える必要が有ります。

又、身長や性別が違うと大きくポーズが崩れる事が有ります。アバターを作る際に、大人の男性なら、大体このくらいとか決めて作っておくと、色々楽だなぁと思います。

表情やライトは保存されないので、ポーズが出来たら早めに保存して置くと良いかもです^^。

では、やって見ます。簡単です^^。

ポーズが完成したら、①右のをクリックします。別窓(エクスポート)が開きますので、②シーンを選択、エクスプローラーが出ますので、③判り易い名前を付けて、④保存します。

呼び出す場合は⑤右のをクリック、別窓(インポート)が出ますので、⑥シーンを選択して開きます。ワールドライトも保存される様になっていますが、何故か保存されません。

ポイントライト

次は、ポイントライトをやって見ます。現状では、少し問題も有りますが、出来る範囲で変化を見てみます。

最近は、アニメなどでもヒ光が当たっている側に、もう一つ明るい層を作って立体感を表現している物も増えたと思います。もうひと手間かけてより自分の表現したい形に近づけられると思います。

やって見ます。使い方で一番厄介な所は、ポイントライトの位置設定です。上の画像で小さく赤〇になっているのがポイントライトです。

初期設定と作業の流れをやって見ます。

①右下の小物をクリックすると別窓が出ます。②をクリックすると、ポイントライトの画面が出ますので、色や強さを決めて行きます。👁のマークをクリックすると、ライトのオン・オフが出来ます。(照明マークも消えます)方向指定の矢印は、画面をクリックすると消えますし、ポイントライトのファイル④をダブルクリックすると出て来ます。

厄介なのが、ライトマーク位置が全て場面最前列に表示されているので、顔付近にライトを設置したい場合、位置が分かり難い事と方向指定が出来ない事です。(ライトの画角は変更可能です)

上の画像の様に、人物の後ろから光が当たっていても、最前列に光マークが出ています。

これをやり易くします。

方向指定矢印の中心にカーソルを持って行くと、の所が黄色になります。この状態でマウスを移動させると照明マークの大きさが変わります。(小さくなって見易くなりました^^。)最後に、画面をクリックして方向矢印を消したら、ポイントライト別窓の👁マークをクリックしてオンオフすると効果の確認がし易いと思います。

IKモード改善

お気に入りデータのファイル管理化(ポーズ・Blendshape)

その他、細かく有りますが、良く使うのは、此方の様に感じます。

設定ファイルを開いてみると、こんな感じになっていました。

IKモードの改修

IKモードを表現すると、操り人形を使って、ポーズを付ける感じと書かれていた方の説明を読みました。一つの糸を引っ張ると、全体にそちらに動いて行きます。

アップデート以前は、IKモードの可動部分が矢印表示になっていて、FKモードの可動部分と重複していた事も有り、煩雑な感じになっていました。

今回の改修で、可能部分が5カ所になった様で、シンプルで判り易くなったと思います。

①上段のポーズ編集をクリックすると、可動部分が出て来ます。②で可動部分緑玉の大きさを変更する事が出来ますが、IKモードの可動部分である青玉の大きさは、変更出来ない様です。

又、③をクリックしますと、青玉は消えて、FKモードの可動域のみが表示されます。

FKモードは、どうしても細かく動かしながら、理想の形に近づけなくてはいけない感じですが、IKモードは大きく動かす事が出来るので、出来上がりのイメージが出来ていれば、IKモードでおおまかに決めて、細かくFKモードで調整すると短い時間で、完成するかもと感じます。

ポーズのファイル保存

ポーズのファイル保存は、以前から有りましたが、今回はサムネイル表示(ポーズ選択の別窓表示の場合のみ)が出来る様になっています。

保存ファイルの場所は、右上のをクリックすると別窓が出ますので、下の方を見ますと、出ています。

保存したいポーズが完成したら、右上のポーズ保存では無く、①上段のポーズ選択からの作業になります。別窓が出ますので、②お気に入りを選択、別窓が出ますので、③追加します。更に別窓が出ますので、お好きな名前を付けて、④適用します。サムネイル的な画像は、自動保存されますが、大きさの調整は出来ない様で、保存時の大きさが適用されています。画像が小さいのでなるべく大きくに保存したら良い(④と⑤の比較)と思いますので、保存時には、アバター自体を大きめにしておくと、良い感じかもしれません。

⑤はアバターを小さい状態で保存した場合です。折角のサムネイル機能ですから、直感的に選択できると作業効率が上がりますね^^。

シルエット画像を作る

ワールドライトの強さの調整を使って、シルエットにする事が出来る様になりました。

アバターのシルエットだけを作りたい場合ですと、①の動作は不要です。

②とクリックすると出て来る別窓の下にも、記載が有りますが、キャラクターの影色変更は、①MToonマテリアルから行います。①・②はセットな感なので、手順として入れています。

②をクリックして、別窓が出ますので、強さのスライダーを左に移動(数字を0にする)すると、アバターがシルエットになります。

表情のお気に入りを保存する

表情の保存は、以前ですとBlendshapeの数字がファイル名になっていましたが、今回任意の名前が付けられる様になりました。

表情の変更は、上段の②表情をクリックすると、別窓が出ますので、此処から変更します。

別窓に有るお顔マークをクリックすると、1回で変更可能ですし、Proxyを使いますと、変更項目が少ないので、簡単です。

只、お気に入りはBlendshapeからしか出来ないので、此方で覚えた方が良いと思います。項目が英語表記なので、分かり難いかもですが、1回、お気に入りを作れば、次回からは、ワンクリックで表情を決められます。

①上段の表情をクリックすると、別窓が出ますので、②Blendshapeをクリック、良い感じに出来たら、③をクリックすると、更に別窓が出ますので、、④お気に入りをクリック、⑤判り易い名前を付けて、⑥適用しますと、次回からは、から呼び出せます。

ポストエフェクトのお気に入りとカメラ位置・回転の保存

ポストエフェクトは画像につける特殊効果です。内容は色々有るので、試してみると良いと思います。

毎回よく使うなぁと思う物が出来ましたら、保存して置くと、細かい数字調整をする手間が省けます^^。

①カメラの位置・回転の保存は、右下から、②別窓が出ますので、現在のカメラ位置・回転を保存をクリックすると、③が出来ます。

ポストエフェクトは、右上の④📷マークで出力に行きますと、左に並んでいます。

希望の項目に✔を入れて、効果の度合いを決めます。良い感じに出来たら、⑤をクリックすると別窓が出ますので、⑥追加、更に別窓が出ますので、⑦名前を入力して⑧追加しますと、⑨が出来ます。

次回からは、から、ワンクリックで呼び出す事が出来ます^^。

総評

今回のアップデート予定を楽しみにしていました。以前からポーズ・シーンはファイル保存出来ており、どの様な形で纏まるのだろうと思ったのです。

結果は、以前の方法はそのままで、新しく保存場所を作った形にしています。保存のサムネイルも小さく見難いので、格納場所で見ようとすると、保存ファイルの中に更にファイルを作る形式になっていて、検索に時間が掛かります。

これなら、当初から有るシーン・ポーズの保存にサムネイル機能を付けた方がよかったのではと思いました。実際に他のアプリではその形式になっていますので…。

配置出来る小物や、特殊効果のポストエフェクトの充実は、良い事だと思いますが、ポーズを付けて保存すると言う基本動作がもう少ししっかりしてくると良いなぁと感じます。

ポーズは、指先等完全に再現されない事が有りますし、シーンもワールドライトが保存できません。

これから、このアプリがどんな方向に進んで行くのかな?と思っています。

おつかれさまでした。

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