皆さん、こんにちは。
私も、こうしてブログを書いていますので、改めてブログ用のアバター作成と言うと、どんな感じが良いか考えました。固定ページのプロフィール画像や本文中の小さな吹き出しアイコン、説明画像に貼り付けるアバターなどが、おもな利用かなと感じます。そこを踏まえて作ってみたいと思います^^。
もしかして、何回かこのブログに来て頂いている方にすると、記事が重複して感じる部分も有るかもですが(すみません)、検索ワード的に、始めの方用の記事にしています事をご了承下さい。
ちょっと、恥ずかしいのですが、此方が私のアイコンです💦。VRoidstudioで作ったアバターをAIイラスト加工しています。アバターをそのまま使っても良いのですが、もうひと手間かける事で、クオリティが上がります。最近は、AIイラストを沢山、目にすると思いますが、投稿者の皆さんは、背景も含めた1枚のポートレート構図で作られています。
しかしながら、ブログ用にとなりますと、シンプルで色々なシーンに使える様に作っておけば、何回も作らなくて良い気がします。1枚は、少し手間を掛けて作ったら、あちこちで使えて良かったな、そんなアバターを作っていきます^^。
大まかな流れとしては、VRoidstudioで作ったアバターをseaart aiでイラスト加工します。最後にPhotopeaで、少し加工して終了です。
初めてですと、少し、時間が掛かるかもですが、隙間時間で少しづつ進めていくと、確実に出来上がっていきます。ご自身用ですので、きっと、楽しく進められると思います^^。
VRoidstudioでアバター作り
では、早速、始めてみます。VRoidstudioは、サイトに行きますと、トップページに『3D創作を誰でも楽しめる世界へ』と書かれています。無料で利用出来るアプリで、出来上がった物は、商用利用が可能です^^。最初に使い始めた頃より、ドンドン進化していて、タブレットにも対応する様になりましたし、最近では、新しいアニメーションフォーマット「VRMアニメーション(.vrma)」が正式にリリースされました。
ブログには、動画もはめ込みが出来ますし、少し強めにアピールしたい時などは、良いと思います。
今回、使用したアイテムです。どちらも、無料配布してくれているので、有難いですね。
うめしげの一言
殆どのアイテムは、商用利用が可能になっていますが、中には駄目な物も有ります。個人利用でしたら、問題無いと思いますが、利用規約は、必ず、目を通して下さい^^。
では、アイテムを使いながら、着用していきます。アイテムは、配布・購入品を使うのが必須かと聞かれれば、そんな事は有りません。プリセット(初期装備)が有りますし、2023.12.14のv1.26.0のアップデートで髪型や顔のパーツも200種類も追加されていて、沢山の中から選択ができます。
しかしながら、自分用となりますと、少し希望が出るケースも有ると感じますし、その選択肢の一つと考えて頂けると幸いです。
VRoidstudioを起動しましたら、指示に従ってアバターのベースを作って下さい。お顔に関しては、福笑い(表現が古くてすみません💦)を作る様な感じで、順番にお好みで進めて下さい。
うーさんの一言
アプリに慣れていない内は、ある程度出来上がったら、右上の〇から、※名前を付けて保存(2回目からは保存で大丈夫です)をしておかれると、それまでの作業が無駄にならず、ストレスが少ないと思います。なんでも、サクサク進むと楽しいですが、大きくつまずくとウっとなりますよね💦。
次が髪型です。①②上段の髪形、左の前髪と進みます。お好みで良い感じに選んで下さい^^。選択ができたら④髪型を編集をクリックします。髪型を編集は左の一番上、髪セットが点灯していると表示されません。
画面が切り替わったら、ヘアーリストの中の★手書きグループをクリックしますと、右側の対応した★Materialが点灯します。⑤小さな▷をクリックして⑥テクスチャーを編集が見える様にしてクリックします。
さらに、編集画面に移動しますので⑦レイヤー横の小さな+をクリックして、レイヤー1を作ります。レイヤーはいくつでも作る事が出来ます。⑧作ったレイヤーで右クリック、別窓が出ますので⑨インポートしてダウンロードした希望のファイルを選んで下さい。
今回は、購入ページに有るカラーにしてみました。右上の〇からVRMエクスポートが出来ます。他のポーズアプリを使う場合に保存が必要になります。では、次は衣装アイテムです。
着用は、非常に簡単な.vroidcustomitem形式です。作者さんが、細かい調整(パラメーター部分)をしてくれているので、ほぼ、ワンタッチで着用可能です^^。しかしながら、着用モデルと大幅に体形が異なる場合は、調整が必要になる事も有ります💦。
①②上段の衣装・トップスと進んでいますが③カスタム④インポートが見えていれば、何処でも大丈夫です、アプリが振り分けてくれます。3種類の.vroidcustomitemファイルが有りますので、全て、インポートして下さい。
インポートが完了しますと、⑥着用を聞いてきますが、今はつけないを選択しても⑤に保存されていますので、後からワンクリックで着用が可能です。
カラーの変更は、各パーツ(トップス・ボトムズ・靴)の⑦テクスチャーを編集をクリックしますと、画面が切替わります。★に沢山アイテムが並んでいますので、此処で調整します。👁マークの色が薄くなっている物が表示されています。(もし、2個以上👁が薄い物が有る場合、上側が優先です)
此処で、調整して希望のカラーにして下さい。こちらも、配布ページのカラーにしましたが、ダークカラーも有ります。凄く落ち着いた感じになりますよ^^。
全体が、出来上がりましたら、同じ様に保存して⑧📷からの為に移動します。
出力ページに移動しましたら、左の上から順番に進めたら良いと思います。①まばたきをするは✔を外した方が良いです!⑦撮影の際に、目をつぶってしまう事か有りますので…💦。
ポーズ&アニメーションでは、②の▽をクリックしますと、アニメーションやポーズが出ます。アニメーションでは、動きながら⑦をクリックしますと、実際の撮影の様に画像が残ります^^。
ポーズを選択しますと③からポーズを読み込める様になります。BOOTH内でも、無料配布も含めて、ワンクリックで付けられるポーズ集がありますので、そちらを利用するのも。良い方法だと思います。
VRoidstudioのアプリによるポーズ付けは、少し癖があって、慣れるまでに時間が掛かるかもです。
背景は、単色の場合ですと④をクリックしますとカラーピッカーが出ますので、2か所の〇を移動して、決めて下さい。⑤画像も背景に出来ます。単色では無く、グラデーションや幾何学模様の背景も綺麗です。私は、イラストACさんで良く探しています。
最後に⑥大きさを決めて⑦出力します^^。
seaart aiでAIイラスト加工
ここまでで出来たアバターも素晴らしいと思います。しかしながら、これだけAIと言う言葉が、浸透して画像も見えるとAIイラストと比較されれば、少し見劣りする部分も有るかもです💦。実際に、私のブログも今風でない!といったご意見も頂きました。
AIのプロンプト入力は、中々、思い通りに行かない部分も有りますが、seaart aiのimg2ingを使用しますと、割と簡単に、イラストにしてくれます。最初は、面倒でしたらクイックAIでも全然だいじょうぶです。ワンクリックでAIイラストが出来るサイトは沢山有りますが、1回お試しでやってみて、もう一寸やってみたいかも!と思ったらseaart aiをお勧めします^^。
創作では、モデルとLoRAの使用が可能ですし、新しくモデルのトレーニング(自分のオリジナルモデルを作る機能)も搭載されていて、十分楽しめると思います。1日持越し無しの150クレジット(スタミナっと言う単位です)が配布されるので、そこそこ試せると思います。
では、最初はクイックAIをやってみたいと思います。
左端がアバターです。効果は、左から淡彩・カラフルな羽根・水墨画風の順番です。他にも沢山のフィルターが有りますが、気に入っているのは、この3種類です^^。
便利な所は、何と言っても簡単な所です。元画像を選択して、フィルターを選ぶだけで、少しづつ違う3週類の画像があっという間に出来上がります。気に入らなかったら何度でもチャレンジ出来る(スタミナは消費します💦)ので、フィルターを変えたり、繰り返してチャレンジしたりしながら、希望の画像を作ります。
不便な所は、融通が利かない所です。例えば、AIが性別を間違った判断をしてしまうと、繰り返しチャレンジしても変更ができない可能性がありますし、表情も、調整が出来ないです。
次は、モデルを使った創作(seaart aiではモデルを使ってAI画像を作る事を創作と言っています)をやってみます。
其々、個性が有りますね^^。使用モデルは、左から【Checkpoint】YesMix ・Cetus-Mix・GentleMix ノイズ除去強度は、全て0,41にしています。数字は、大きくなるほど、元画像とは違ったAIのお任せ画像が出来上がります。私は、0,3~0,5の間で使う事が多いです。
この様に書くと、少し、面倒なイメージですが、seaart aiはimg2imgを選択して、画像を乗せるだけでAIがモデルを選んで、ノイズ除去強度も指定してくれ、補助するプロンプトも作ってくれます。
AIが作ったプロンプトが此方です。
『青い髪と緑のドレスを着たアニメの女の子が写真のポーズをとっています, アニメスタイルd 3d, リアルなアニメ 3 d スタイル, アニメスタイル. 8k, 様式化されたアニメ, アニメの様式化された, アニメスタイル character, アニメスタイル portrait, セルシェーディングスタイル, アニメスタイル hyper detailed, 滑らかなアニメCGアート, かわいい 3 d アニメの女の子のレンダリング』
最初は、それでやってみると良いです。私の記事も、決して教科書では無く、軽い予習ぐらいの気持ちで読んで頂き、違いを見て下さい。すこし、行き詰ったら、此処のデーターで試してみると、お好みに近づけるのが早いと思います。
次はノイズ除去強度による違いをやってみます。モデルは【Checkpoint】YesMix です。
少し、結果を分かり易くする為に、ノイズ除去強度の数字を大きめに変化させています。左から、0.31/0.46/0.61です。左程、元画像に近く、数字が大きくなるほどAIによるお任せの部分が沢山になって、元画像から離れて行きます。
うーさんの一言
実際にやっているのは、最初は0,31から始めて、0,5刻みで上げて行っています。スタミナは、消費する事になりますが、大きく動かしてウーンとなるより、少しづつ動かして行く方が、最終的には効率が良く、自分にストレスが少ない気がします^^。
ノイズ除去強度やLoRA(AIに追加で学習させるモデル)は、料理で言うと調味料の様な物だと感じます。すこしづつ追加して、自分好みに仕上げてください。
それと、個人的意見では有りますが、有る程度慣れてくるまでは、LoRAは使わず、モデルとノイズ除去強度の調整だけで行く方が、変化と効果が分かり易い気がします(実際、私は殆どLoRAを使いません)
seaart aiの最初に有る完成画像は、AIが作ったプロンプトに『笑顔』というワードを最初に追加しています。こういった事が出来るのも、創作の良い所です。
最後にPhotopeaという画像編集アプリで、もうひと手間かけた物を作ってみます。
Photoopeaでもうひと手間
記事の最初に使っている私のイラスト(すみません)は、画像の周りにフワッと影が出ています。
ブログ自体に白い背景が付いていますので、白い背景が有る様に見えますが、実際の画像は、背景が無く、人物と影だけの画像です^^。
背景の有る画像は、プロフィールや吹き出しなどには使い易いですが、他の画像に重ねたりする事に、向きません。こんな感じに作っておくと、他の画像に重ねた際に良く目立ちますし、PSD画像で保存しておけば、影の色も後から変更が可能なので、使いまわしが楽です^^。
折角、此処まで出来たので、チョットついでに作っておく!というのをやってみたいと思います。
やり方としては、最初にアバターを作って背景を合わせる際に(今回の場合ですと黄色い背景を合わせています)白い背景の物も余分に作っておく^^だけです。髪の部分等、細かい部分は、処理が上手く行っていない所も有りますが、プロフィールや吹き出し、画像の説明等に小さく入れるのには、殆ど支障はないかと思います。
では、やってみます。
seaart aiには、背景を切り取る機能がありこれを使います。トップページのクイックAI内に背景除去が有ります。結構よく出来ていて、選ぶ画像によってはPhotopeaのクイック選択よりも短時間で出来る気がします(すみません)。では、なぜ白い背景を作るのか?といますと、出来ると言っても完全ではない部分も有ります。切り残しができた際に、白がいちばん無難だと思います。
これで、背景が無くなったAIイラストが出来ました。
Photopeaでドロップシャドウを付ける
作業は、簡単です!しかしながら、ジェネレーターサイトなどでこう言った画像に効果をつけるような物を見ません(切り抜きや不必要な物を削除するのはよく見ますね^^)。ですので、チョット覚えておくと、上に乗せた画像が目立って便利です。
最初にPhotopeaで画像を開いたら、右の背景と書かれているレイヤーを右クリックします。別窓が出ますので、その中のブレンドオプションを選択して下さい。
レイヤースタイルの別窓が出ますので②ドロップシャドウを選択して③を調整します。あらかじめ、ある程度出来た状態で開きますので、問題が無ければ④、スライダーを動かしますと★の画像も変化しますので、お好みに合わせて下さい。
出来ましたら⑤上段のファイルから⑥別名で保存⑦pngと進みます。web用に保存の別窓が出ますので⑧を調整し(此処も最初に開いた画像の大きさが既に入っていますので、触らなくても大丈夫です^^。)最後に⑨をクリックしますと、出来上がった画像がダウンロードされます。
別画像がダウンロードされますので、そのまま閉じても元画像はそのままですので安心です。
以上、少し今風のブログ用アバター作成でした。お疲れ様です。
皆さんの一助になれば幸いです。
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