皆さん、こんにちは。
今回の【実際にやって見た】は、アイコン作成をseaart aiを使って、img2img(テキストでは無く、画像を使って作る方法)を利用しながら、無料で作っていきます。
少し、手間に感じる部分が作成の際にモデルとloraの組み合わせを考える所ですが、その辺りも今回、作成したモデルとloraをしっかり記載していきますので、ご覧下さい。
うめしげの一言
Stable Diffusionとsea art、AIがイラストを作ってくれる事を知って、幾つかのサイトが有って…。
画像編集にも、いくつかのアプリが有りますが、有名な物は…となるとPhotoshopでしょうか?学校の教材にもなっていますし、折角、使い方を覚えるならこれかなと思います。しかしながら、完全有料・月額課金、もう少し、手軽に使えないのかなと思いますとPhotopeaですね!操作感は殆ど一緒で、良い練習にもなると思います。
しかしながら、実際に使ってみますと、操作感や精度はPhotoshopが上です。💦
Stable Diffusionとsea artも良く似ている気がしています。まだ、Stable Diffusionに触った事が無いので推測ですが、サイトで出来る事などを見ると、細かく豊富な気がしました(操作も難しそうですが…💦)。sea artはその大体が出来て、無料なので遊び感覚で少しやっておけば、もし、将来、Stable Diffusionを使う事になっても、助けになると感じます。
Photoshopやillustratorと同じ様にStable Diffusionの練習も兼ねて、sea artを少し掘り下げてみます。
VRoidstudioで元画像のアバターを作ります。
今回、ご案内する新着アイテムは先ず瞳アイテムからです。アバター状態では表現出来ますが、AIイラスト加工してしまいますと、少し難しいかもですが…、沢山有る瞳アイテムの中でも、珍しい物だと思います。
文字が入っている事も珍しいのですが、瞳全体のカラーは不統一な所が他には見ないアイテムです。最近見ているアニメで主人公キャラクターの瞳が全体が緑なのに、一部だけ赤を使っている子がいて、思い出してしましました。余り目立たないアイテムなのですが、お好きな方は利用してみて下さい。
shopにお伺いしますと、他では見た事のない瞳アイテムが有りましたし、無料配布のスニーカーなども有りましたので、お時間が有ったら実際に見て下さい^^。
では、早速、着用していきます。
2つのアイテムとも、簡単着用の.vroidcustomitem形式です。以前の瞳アイテムは、png形式が多かったのですが、最近は、簡単着用出来る物が増えました。
その他のアイテムでも、無料配布の物は、後々、調整が必要なpng形式(この形式は、パラメーターの調整が必要で、1回目の着用時はサンプル画像と大分、違った感じになる物も有ったのです。
.vroidcustomitemは作者さんがパラメーターを調整した状態で着用出来るので、1回目の着用でサンプル画像に近い雰囲気で出来上がります。
※作者さんの作ったアバターと身長等に大きな違いがある(サンプル画像は子供なのに大人サイズで着用する時等)ケースは、パラメータの調整が必要です。
①②は③カスタムが見えていれば、何処のアイテムでも大丈夫です。④のインポートから、どんどんインポートしてください。全てのアイテムは、自動的に振り分けてくれます。
インポートが終わりましたら、各アイテムのページに移動しまして⑤テクスチャーを編集をクリックして編集画面に移動します。
アイテムの右側に有ります👁マークをクリックして、表示・非表示を決めて行きます。👁マークの色が濃い物が非表示、色が薄い物が表示されています。2つ表示がある場合は、上側の物が優先されます。瞳テクスチャーは上の項目程、かなりカラフルで私は今回、下から2番目の物を使用しました💦。
服アイテムですが、ネクタイはすべて非表示でも使用可能です。(それも、結構かわいいと感じました)お好みでご使用ください。
出来ましたら保存します:左上の3本線をクリックして⑥名前を付けて保存して下さい。(一度保存して有りますアバターでしたら、保存で大丈夫です。)最後は右上の↑から⑦VRMエクスポートをクリックして保存しましたら作成作業は終了です。おつかれさまでした。
うめしげの一言
VRoidstudioは、作業中にあちこち✖マークが出ています。慣れていない時に戻るつもりで間違った✖をクリックしてしまうと保存されずに終了してしまう事も有りますから、ある程度できましたら保存しておかれると安心だと思います。
fotorでAIイラスト加工してみる
最初は、fotor ていうサイトでAIイラスト加工してみます。まだ、余りAIイラスト加工をした事が無い方や初めての方に、こんな感じに出来るという見本をお見せしたいのと、こんな事に気を付けたらと思う部分を分かって頂き易いと思います。
まん中がVRoidstudioで作りましたアバター、左がアニメ1、右がイラストアニメというフィルターを使ってアニメ加工しています。fotor には10種類以上のフィルターが有りますが、私はこの2種類をよく使っています。雰囲気も繊細で、かわいい感じですし男女共に使い易いです。
両方共に1回でこんな感じで出来上がりました。良いですね^^。
サイトにも拠りますが、顔の大きさが小さいと警告(もう少し大きい方が良いです等)が出る所も有ります。どうしても、顔の大きさが小さくなるほど、使い難い画像が出来る事が有ります。
しかしながら、顔のアップですとせっかく選んだ服装の特徴も分かり難いですし、手の表情も見えません。今回の場合ですと、ワンピースである事や手首のカフスも表現出来なくなっています。
では、少し顔を小さくしたら、どんな事が起こり易いのかをやって見たいと思います。よく見るダブルピースポーズですが、どうでしょうか。
ワンピースも表現で出来る上半身の構図にしてみました。
左のイラスト1は、1回目目を閉じた形で出来上がりましたので2回目です。右のイラストアニメは1回目のチャレンジです。画像が小さめ分かり難いかもですが、イラスト1の方は親指のバランスが少し間違っています。(親指と人差し指でピースしている感じですが、親指が長いですね、AI的には3本握り込ませて2本でピースサインを作ったかんじでしょうか)イラストアニメも同様ですが、袖口の所に大きなしおりの様な物がつきました。
指のバランスがおかしくなるのはAIイラスト加工の特徴らしいのですが、fotor の袖口の表現はこの様になる事が多いです。毎回、クレジットを消費しますので、これを避けるには、半そでにした方が良いと考えています。それと、良くあるピースサインですがAI的には難しいみたいで、そこがハサミに替わったりする事も有るのです><。
必ず、おかしくなる訳では無いのですが、作成時点で(ダウンロードしなくても)クレジットを消費しますので、ストレスになりますね。服アイテムの表現が少し違う位ですと使えますが、体の部分となりますと実際の仕様は少し考えますね^^。
この場合で行きますと、間違いないのは両手を背中で合わせる(背中で組む)形にする事だと思います。
次は、seaart でやってみます。
sea artでimg2img
最初は、seaart のクイックAIと言うワンクリックで出来るフィルターを使ってやって見たいと思います。此処には、フィルターの種類も30以上あって、皆さんが良く知っているアニメのキャラクター風に出来たりもします。
沢山有るフィルターですが私が良く使う物でやって見ます。左が淡彩、模擬がカラフルな羽根と言うフィルタ―です。左の淡彩は概ね上手くいっていますが、右のカラフルな羽根は左手の指が6本あります💦。こちらも1回目のチャレンジです。
seaart に行きますとホーム画面でも、女性のアバター見本が多いです。その分、人物に関してはAIの学習がしっかりしているのかなと思ったりします。
うめしげの一言
このサイトで作業していると、たまたま、大人っぽい女性のアバター見本が出て来る事が有ります。
周りの方が、モニター画面を見たら、何か勘違いをしてしまうかも…💦
しかしながら、AIがイラストを作る事でよく聞くStable Diffusionの中の単語も出て来ますので、触っておくと知識が広がると思います。
次はimg2imgという方法でやって見ます。画像から画像を作ります、といった方法で、AIイラストではまだまだプロンプト(呪文)と言われるテキストを入力して画像を作ってもらう方法が主流ですが、此処では、プロンプトの代わりに作ったアバター画像を使っています。
アバター画像を更にオシャレなイラストにするだけでなく、実写に近い形にも変換が出来ます。アニメが実写になって舞台になったりしますが、そういった事も出来るのです。
細かくやりだしますと、中々、大変ですが分かり易い方法でやり始めて、面白くなってきたら色々チャレンジされると良いと思います。
無料会員でもクレジット(此処では単位をスタミナと言っています)を毎日200貰えます(持越しはできません)。ですので、結構、何回も練習できるのが良い所だと思います。
最初は、何も指定せずにimg2img に画像を持っていってそのまま作りました。何も指定しなくてもAIがこれかな?言う物を指定して、数字も入力してくれます。元画像に近いですし、指もしっかり10本ありますね^^。
此処からが、少しづつお好みに合わせていく作業です。あっさり上手くいく事も有りますが、中々上手くいかない事も有ります💦。しかしながら、知識吸収のサイトでも、同じ画像を作るのは難しい…といっていますので、ゲームをやる様な感覚で、少しづつやっていくのが良いです。最初は、大体の数字を覚えて、後はやって行く内に加減が身について行くと思います。
モデル | MeinaMix | ノイズ除去強度 0.6 |
LoRA | Hyper denoiser (Reduce grain nois) | 入力数字 1.0 |
最初の生成から5回目で、此処まで来ました💦。1回に2枚づつ生成していて、1枚に2スタミナですから2X2X5で20スタミナです。200スタミナありますから、まだ、ゆとりが有りますね^^。
では、どのように進めていったか具体的にやって見たいと思います。
seaart に行きまして①創作②img2imgと進みます。③に使用する画像をドラッグして下さい。④⑤は自動で出ていますが、これを使わない場合は、④の切り替えボタンをクリックします。
此処で選んだモデルにノイズ除去強度が影響して来ます。0.3~0.5位と書かれていましたが、少な目に行って徐々に上げていく(0.1単位で大丈夫です)のも良し、高く行って下げて来るのもお好み次第です。数字が高い程、元画をから雰囲気が離れていきます。
⑤も同じ様に🗑️と+ボタンでお好みを選択します。では、どのように選択するのか、私なりの選び方を書いてみます。
④の切り替えボタンをクリックしますと、沢山のモデルが出て来ます。上段のより多くの画像をクリックしますと更に出て来ます。迷います!アニメにも作画の雰囲気が有る様に、皆さんにもお好みが有ると思いますが、あれこれ選びすぎると、中々、上手くいかなくなりそうです💦。
最初に、これ良いな―と思ったら、このコマの右上の詳細〇をクリックしますと、更に詳細画面に移動します。大きな画像がサンプルでスライド出来ますが、下にスクロールしますと、まだまだ出て来ます。右の赤枠の部分です。私は、此処が有る程度、統一していて、サンプル画像に近い物を選択しています。
最初の画像は気に入ったんだけど、詳細に行ってみるとぜんぜん違う画像が沢山並んでいる事も有りました。そうすると、自分のやりたい方向が違って来るのでは?と思っています。
⑤lora も同じ様に詳細が有りまして、お気に入りの数も表示されています。数字が多いと沢山指示されている訳ですから、チョット、安心しますね^^。
⑥は2枚は作った方が良い気がします。同じ物が出来ない事を前提にすると、1枚づつで必ず良い方向にならないかも…というのと、2枚以上作成すれば、必ずAIは違った物を作って来ますので、可能性が高くなる気なしています。画質はHD以上がお勧めです。元画像が全身に近づいた時に通常ですと、上手くいかない事が有りました💦。
画像サイズは、必ず元画像の比率に合わせて作って下さい。
最後は、最初にご案内したアニメから実写のキャラクターをやって見たいと思います。
モデル | RealDosMix | ノイズ除去強度 0.5 |
LoRA | face 2 | 入力数字 1.0 |
同じアバターから、短時間でこんな事が出来ると考えると、楽しいですね^^。実写系のモデルでは、選択した衣装アイテムの特徴も活かされていて、色々考えて作った事が無駄になっていない気がしています。
モデルやLoRA 後、コントロールネットという項目もあって、少しづつ慣れて行くと、もっと、自分好みのキャラクターが作れそうです。
使用しましたモデル・LoRA は各ページ上部の検索窓から選択出来ますので、もし、気になりましたら、検索・詳細の作例なども見てみて下さい。
今回の画像は、上下比率を全て1:1で作っていて、そのまま、アイコン用に使用可能です。
新しいアイコンの作り方、皆さんのお役に立てれば幸いです。
おつかれさまでした。
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