皆さん、こんにちは。
今回は、アバター作成して簡単に思い通りに、ワンランク上のイラストに仕上げる事を実際にやって見たいと思います。アバター作成は、有る程度、思い通りに進める事が出来ますが、AIイラスト加工をする際に、中々、思う通りに行かない事も有ります。
何回も、同じアバターで繰り返していると、ストレスになりますし、出来るだけ少ない回数でお好みに近づけたいですね。必ずしも、私のやり方で成功するという訳では有りませんが、自分の経験で、闇雲に進んでいくより、参考意見が有った方が道筋が立ちやすかった気がします。
そんな経験も含めて、書いて行きたいと思います。皆さんの、参考になれば幸いです。
此方が、作例ですが左端がVRoidstudioで作った元画像です。自分的には、そのままAIイラスト加工したかったのですが、どうしてもイメージに近づきにくかったのです。ですので、一旦リアル系のモデルに変換して、アニメ系のモデルに変換しました。
少し、無駄な気がしますがこういった方法が有る事が、分っていますと、最初に数回やって見て、上手くいかない時に方向転換し易いです。
VRoidstudioでの作成は、直感的に、割とサクサク進んでいきますが、AIイラスト加工はゲームの様な、もっと言いますとゲーム内のガチャの感覚も有る気がしています。お目当てのモデルにする為に、何回かチャレンジして引き当てて行く様な…💦。
ゲームに沢山の時間を費やして、非常に上手な方たちもいらっしゃいますが、ライトプレーヤーなんだけど、サクッと結果を出したい!私もライトプレーヤーなので、そんな経験を書いて行きます^^。
VRoidstudioで女性アバターを作る
使用アイテムの一部をご紹介します。VRoidstudioでアバターを作る際にプリセット(最初から付いているアイテム)も有りますので、必ずしも購入しなくては出来ないと言う事は、有りません。
しかしながら、より自分らしく、よりお好みに近づける為にこういったアイテムも有ると言った感じでご覧下さい。出店されているshopさんは、自分紹介の為に無料配布のアイテムを出されている所も多いです。上手く利用されると、ずっと希望の形に近づくと思います。
最初は、瞳アイテムです。
目の輪郭の部分がハッキリとしたテクスチャーです、目の周りがふんわりした物と比較しますと、瞳が目立って綺麗です。女性の方が(あれ?男性もかな)カラーコンタクトを使用する様なイメージです。
瞳アイテムは、バストアップ位お顔を大きくしないと分かり難い部分では有りますが、アバターをアイコン用に使用する際には、違いが分かります。
VRoidstudioもアップデートされて、ベースの瞳が増えたのですがカラーはピッカーでの変更になっています。テクスチャーは好きなカラーに変更したり、元にもどすのも簡単ですし、比較もし易いので便利です。最初は、無料配布のアイテムで、使用感や使用方法を試してみると良いと思います。
次は、衣裳アイテムです。
こちらも、無料配布が嬉しい衣装アイテムです。こちらのshopさんの素晴らしい所は、このアイテムをダウンロードしますと、配布ページにある全てのアイテムが付いて来るところです。
よく見かけるのは、衣裳はダウンロード出来るのですが、その他のアイテムが付いていないので、配布ページの様にならないケースです。しかも、このアバターは初期画面にあるサンプルAのモデルなので、使用しますと全く同じ形にする事が出来ますので、安心ですね^^。
shopさんに、伺いますとリリースから1か月は無料配布と決めてらっしゃる様なので、フォローするかお時間の有る時に覗いてみると、ラッキーアイテムが手に入るかも分かりません^^。
では、早速着用してみます。
最初は瞳アイテムです。①上段の顔②左の瞳と進みます。プリセットのままでも良いですが、この後、アイテムをインポートしますので③カスタムにしても大丈夫です。④テクスチャーを編集をクリックしましと、編集画面に切り替わります。⑤の+をクリックして⑥レイヤー1を作っていますが、そのままレイヤーで右クリックして⑦インポートの可能です。
うめしげの一言
レイヤーは何枚でも作成が可能ですので、カラーで迷ったりする場合は、重ねた状態で比較する事が出来ます。各レイヤーの👁マークが薄いと表示、濃いと非表示です。2枚とも表示状態ですと、上側が優先されます。
先程、開いた別窓にレイヤーの上下移動が出来る項目も有りますので、そちらを利用する方法も有ります。
次は、ドレスを着ます。③カスタムから⑧インポートしていきます。.vroidcustomitem形式のアイテムが、9個も有りますので、順番にインポートしてください。
最後の方に有るrose(big Hane hair)・rose(small Hane hair)は、冠の様なアイテムの横幅が違っている様です。すぐに着用しないを選択しても、全てインポートしますと、はね毛のカスタムアイテムに両方が表示されますので、モデルの大きさに合わせて、お好きな方を利用すると良いと思います。
うめしげの一言
左のアイテム表示項目の一番下に※さらにアイテムを探すボタンが有ります。プリセットで合わせてみたんだけど、他にはないかな?と思ったらクリックしますと、BOOTHにジャンプします。
移動した際に、上段の検索窓にVRoidstudioの文字を入れておかれると、此処用のアイテムが表示されて便利です^^。
問題が無ければ、右上の〇から⑨VRMエクスポートを選択して、保存して下さい。
ポーズを保存してみる
どのページでも、右上の📷マークが有る所でしたら大丈夫なのでクリックします。ポーズや出力のページになりますので①左のポーズ&アニメーション②女性アニメーションになっています。
※クリックしますとアバターが動き出しますが、動きの途中で⑥を押しても画像は保存されます。
②の▽をクリックしますとその中に③ポーズが有りますので変更して下さい。もしBOOTHでポーズをダウンロードしていたら、此処から呼び出せますし、出来上がったポーズを⑤で保存も出来ます。
最後に⑥で出力したら完了です。左の背景の項目では、自分の好きな画像を背景に合わせる事も出来ます。
ワンクリックで、ポーズを変更出来ます、最初からやらなくても良いので、助かります^^。見てみると簡単そうですが、意外に地味で細かい作業です。無料配布なので、お試しで使ってみても良いかもです。
うめしげの一言
最後にAIイラスト加工するシーアートには、コントロールネットという項目が有り、読み込んだ画像のポーズを他のアバターに移して使用する事が出来ます。しかしながら、背景がゴチャゴチャしていると上手く読み込まなかったり、希望のポーズ画像が中々見つからなかったり…💦。
そういった時に、VRoidstudioのポーズ画像を上手く使って、他もアバターに使用出来ます。新しくポーズアプリの操作を覚えなくても良いので簡単です。
※この後、利用するVRMポージングデスクトップでも、同じ事が可能です。VRoidstudioの配布・販売ポーズは基本的な物が多いですが、VRMポージングデスクトップで使用出来るポーズはSteam(ゲームのダウンロードサイトで有名ですね)内のワークショップに有って、現在1200種類、近く有ります。
私が、ポーズを決める際に気にしている事を書いてみます。
※これは、AIイラスト加工する事を目的にする場合で、アバターでいろいろ遊ぶ場合は含まれません。
AIイラストを作ってくれるサイトは、色々有りますが、私の知っているサイトとは無料といっても無制限に使える訳では無くて、日々配布されるクレジットの様な物を使って行います。
無料に限って言いますとシーアートは無料部分に割とゆとりが有ります(1日200クレジット、スタミナと言う呼び名です)が、フォトルはあまりありません(1日2クレジット)。
どちらにしても、余りやり直しが無い方がストレスにもなりません。
例えば、此方のポーズ、かわいいいですしチョット個性的良い感じです。全身では、有りながらお顔の大きさもそんなに小さくなっていないので、良さそうなのですが…💦。
①左手が全部、写って無くて手の甲だけが離れています。
②右足も曲がって重なっていて足首から下しか写っていません。
絶対に上手くいかないと言う訳では有りませんが、クレジットを気にしながら無料の範囲ですすめるのなら、余りお勧めしない形です。実際に、ネガティブプロンプト(こうなったらダメな項目)には指先が良く入っています。
実際に、ページ最初の作例は何とかピースサインの指を表現していますが、もう一つ見てみましょう。
よく見ますと、右手の指が6本あります。折角、顔の部分や雰囲気が上手くいっても、少し使い難いですね…。他にも手がハサミになってしまった物も有りました。
顔の雰囲気や絵柄の描写で選択したいのに、こういった事で選択が出来ないと、ストレスが溜まります。
うめしげの一言
今回の赤ドレスの女の子でピースサインが上手く行き難い最大の原因は、お顔の大きさが小さい事です。これを、バストアップ位の構図に変えましたら、ずっと上手くいくと思います。
私がポーズを付ける際に、気を付けているのは、以下の部分です。なるべくAIに理解し易い様にしていく感じでしょうか。
①元画像を見た際に体の全部が綺麗に映っている。
②構図が全身に近づいて来たら、指はなるべくシンプルな形にする。
右が元画像、左がフォトルのイラスト1変換です。細かく見ると微妙では有りますが、何とか1回で変換できました💦。
簡単にイラスト加工できるのはどこのサイト?
個人的には、フォトルかシーアートをお勧めしたいと思います。
更にどちらかと言いますと、ワンクリックでかわいく作るならフォトルですが、1日2クレジットしか貰えないので、ある程度しっかり元画像を作るか、毎日、サイトに行ってクレジットを貯めるか、といった感じです。
うめしげの一言(フォトル)
サイトの考えとしては、全てのAIイラストフィルター機能(AI写真編集機能、例えば切り抜き等は利用出来ません)はお試しのクレジットで使えるので、気に入ったら有料プランに入って下さいね^^といった感じに思えました
サイトの印象としては、クリエイティブに使う(色々なツールも有るので)という風に感じました。
一方、シーアートの方はクレジット(スタミナ)にも、ゆとりがあって(1日・200スタミナ)、色々試せる感じです。
個人的、感じ方かもしれませんが、どちらかと言えばゲームを楽しむような感じでした。ショート動画が簡単に作れたり、サイバーパブと言って、AIアバターとチャットが出来るシステムも有ります。
実は、私がやっているFF14でも、プレヤーの方が個人宅(ゲーム内所有)で有料チャットコーナーをやっています。結構、楽しいかもですね^^。
うめしげの一言(シーアート)
色々出来るので、沢山楽しんで下さいね^^。といった感じでしょうか。
フォトルに比べますと、クレジットにもゆとりが有りますので、トライし易い感じです。しかしなが、ワンクリックで出来るフィルターは、綺麗な方向や、インパクトのある太目の線画が多くて、繊細でかわいい感じ(フォトルの様な)が有りません。
これをやろうとすると、ゲームでも上手になる為に時間が必要な様に、色々チャレンジしながら自分なりのスタイルを見つけて行く事になりそうです。
sea art の機能
フォトルとの一番の違いは、画像を取り込んだ際に自動的にプロンプトが生成されている事だと思います。フォトルでは、プロンプト(テクスト)入力も可能ですが、どちらか一方の選択になっています。
ですから、髪の長いアバターをAIが女性と判断してしまうと中々男性に変換できません。seaartですと、プロンプトの変更でAIに変更を促す事が出来ます。
では、一つやって見ます。
左がVRoidstudioの元画像です。一応、作り手的には女性キャラクターで作り始めていますが、少し中性的イメージで分かり難いですね><。
自動で出来上がったプロンプト
ビーチに立つ茶色の髪と白いシャツのアニメキャラクター, マコト, 男性主人公 👀 :8, マコト shinkai. デジタルレンダリング, ヤマガタヒロさんにインスピレーションを受けて, マコト shinka, 富岡鉄斎に触発された, マコト shinkai ( エーペックスレジェンド ), inspired by Taiyō Matsumoto, 主人公, マコト kano
AIは、男性と判断している様です。同じモデル・lora でプロンプトの赤い部分を金色・女性キャラクター・女性、、白いシャツを青いシャツに変更して作ってみました。
最初のアバターよりは、、体のラインで女性になった事が分かりますし、シャツのラインも青になりました。プロンプトの変更を行って6枚ほどは、作りましたので1回ですぐ結果が出た訳では有りませんが、、ある程度、目的は達せたかなと考えています。
うめしげの一言
プロンプトの変更によって、作り手の意志が反映するのは素晴らしいと思いますが、万能ではない様です。赤いドレスを青にしたり、明らかな女性を、男性に変換しようとすると、上手くいきませんでした。AIの学習方向が自分の意志と違った際の補助的手段だと思います。
これからは、色々チャレンジしながら、ベストのモデルとlora の組み合わせや、コントロールネットもやって見たいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
おつかれさまでした。
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