皆さん、こんにちは。
今回は、アバターを作成して動画にしてみるです!
色々な方法が有りますが、最近はVTuberに関する記事を書いていました。そこで紹介したトラッキングツールや配信ツールを上手く使って、インスタグラムやブログのプロフィール画像用の動画を作ってみます。
VRoidstudioでも、アバターを動かすVRMアニメーション(.vrma)という拡張子が出来て、動画が可能になっていますが、自分が思う様に動く訳では無くテンプレートに従っての動作です。
それをもう少し自分らしい動画に出来ないか?と言う物です。本来の使い方とは違っていますが、アバター作成はやるけど、VTuberや配信はやっていないなと言う方は、沢山いらっしゃると思います。
VTuberや配信のツールでこういった事が出来るんだというご案内になれば良いなと考えています。
アバターを動かすツール(Webcam Motion Capture)
最初は、アバター作成をして動かし、動画にする準備をするツールです。
ここが、一番な悩む所ですが、今回はWebcam Motion Captureを選択しました。アバターの動作をさせて動画にする為にハンドトラッキングと言う項目が必要になりますが、これは、どのアプリを見ても有料でした。
しかしながら、いくつかのアプリでフェイストラッキング(顔の部分、これは無料で出来るアプリが有ります)を試しましたが、ゆるゆると動く物や体が斜めに固定されて癖の有る物もあって、ハンドトラッキングの為に購入したけど上手く行かないと言った事になるケースも有ると感じます。
それなら、実際に無料で試せるものとなって、このアプリを選択しています。
無料で試せる配布サイトのアプリは、アバターに透かしが入ります。有料価格は、月額199円で割とお安いのと、もし一括購入する場合6980円と少々お高いのですが、購入までに支払ったサブスクリプションのお代金は、差し引いた金額で一括購入できる親切設定です。
アバター動画作成やって見たいけど、実際、どうかなと思ったら透かし有りの無料で試してみて、良ければ月額199円で始めて、ガッツリ嵌ったら6980円で一括購入という段階が踏めるので、無駄が少ない気がしています。
では、早速、無料お試しでやって見ます。
このアプリ自体は簡単です。配布サイトからダウンロードして、解凍したら.exeファイルをダブルクリックしますと起動しますと、PC上にこんな感じに出ます。①に自分が写っています。②使用するカメラを指定します。③VRMアバターを選択して④背景用の画像ファイルを選びました。
体・腕・指はしっかり反応して動いてくれます。ゲームキャラクターの様にサクサク動く訳では有りませんが💦、自分の希望する形になってくれます^^。
これで、動きの具合は確認する事が出来ますが、サブスク購入しないとまん中の文字やユーザーインターフェースは消えないので、お試しが良ければ購入に進む事になりそうです。
少々面倒ですが、使用する月だけ購入も出来ますので、上手く利用してみて下さい。
動画を作るツール(OBS Sutudio)
アバター作成と合わせて、動画を無料で作る配信ツールとなりますと、有名どころはOBS Studio・Stereamlabs OBS・N Airかなと思います。
その中で、今回はOBS Studioを選びました。
色々なサイトで見ますとOBS Studioは拘りのカスタマイズ、Stereamlabs OBSは初心者向けで簡単設定、N Airはニコニコ生放送に特化していると書かれています。
少し、気をつけたいなと感じたのが、一度ツールを決めてしまうと変更が面倒な感じがしました。簡単なのが良かったのでOBS StudioかN Airで迷ったのですが、N Airは最近のアップデートで、無料で使えるボイスチェンジャー機能が追加されたと書かれていて、そこに魅かれましたが、仮想カメラ機能が付いていたり、多くの方が利用している事を考えると、OBS Studioを利用する事にしました。
全く初めてですと、少し覚える事は有りますが、インターフェースが日本語表記なので分かり易いです。将来的には、動画配信もやって見たい場合と、全く録画だけの場合では、少しやり方が違いますが、折角、配信アプリを使いますので、配信する事も含めたやり方で進めて見たいと思います。
うーさんの一言
動画作成の作業準備の為に少し触ってみましたが、何回か使えば、高齢な私でも使えそうでした💦。しかしながら、カメラもアプリも同じですが、普段、使う機能の事は判っていても、触らない機能はよくわからないよね…みたいな感じになりそいうな位、項目は沢山並んでいて…。
新しい事に取り組みながら、ご案内出来ればと思います。
動画を編集するツール(VideoProc Vlogger)
Digiarty Software, Inc.が扱っている有料動画編集アプリVideoProc Converter AI(買い切り5480円)の廉価版の位置づけアプリで無料で利用できます。
今回は、録画した動画の長さとサイズ調整に使いました。
他にも動画編集アプリは有りますが、有料アプリへの誘導広告や商品案内のページの出現が割と少ない(ゼロでは有りません💦)ので、気に入っています^^。最初から、クロマキー合成(背景を消去してアバターと背景を合成する)が出来ないかと調べたのですが、無料のアプリでは見つける事が出来ませんでした。
出来上がったアバターを背景と合成して動画を作るのは、どうやらこの方法がいちばん廉価(Webcam Motion Captureのサブスク料金月額199円のみ)で有る様です。
今回は、背景も動画にして、よりクオリティーを上げてみました^^。
動画用の背景を選ぶ
アバター作成が先か、全体の雰囲気を決めて、背景を選んで行くか悩ましい所ですが、今回は、背景から見てみました。動画の主な使用場所として、インスタグラムやプロフィール画像、LINEなどのアイコンと考えるとシンプルな物が良さそうですので、配布してくれているサイトを見てみます。
動画ACさん、画像の背景でお世話になっている写真ACさんの姉妹サイトです。
背景などに使い易いふんわり動く動画が沢山ありました。サイズも色々ダウンロード出来ますので、お好みに合わせて、利用が出来ます。
アバター作成
上の背景に合わせて、学生服の女の子を作ってみます。
プリセット(初期装備)の中に、学生服が有りますので、無料の範疇でサクサク作っていけます。
今回、使うトラッキングアプリのWebcam Motion Captureには、影設定が出来る機能があります。
アバターの表現がより立体的になって綺麗です。★の部分でライトの方向をお好みに合わせて下さい。
VRoidstudioには、アバターを立体的に見せる影の設定や、背景と上手く区別し易くするアウトライン(体の周りに出ている黒い輪郭線)やリムライト(体の周りにでる白いライト)の調整が可能です。
Webcam Motion Capture上では、影の方向調整は可能でも、色調整はVRoidstudioで行う必要がありますので、ご案内していきます。
アバター作成の初期設定の影色は、割とピンク色が強く、気になる方もいらっしゃると思います。変更してみます。
①上段の顔②左の肌に移動します。③テクスチャーを編集をクリックしますと編集画面に移動しますので④シェーダーカラーの▽をクリックしますと⑤かげ色が出ます。(通常、✔マークが入っていますが、もし外れていたら入れて下さい。入れないとカラーの変更が出来ません)〇をクリックしますと、⑥カラーピッカーが出ますので2か所の〇を使ってカラーの変更をして下さい。
VRoidstudioは、顔と体の肌色は、別々の変更が必要です。
少々面倒ですが⑦体型から、同じ作業を行います。カラーピッカーには上部にスポイドマークが付いています。先端部分を変更したいカラーに合わせてクリックしますと、簡単に変更出来ます^^。
次に、アバター作成して、クロマキー合成をしてみると、背景との分離が悪くなってしまう場合が有ると思います。その時、VRMエクスポートする際に、アウトラインやリムライトの調整をしておくと良いです。
アウトラインは、アバターの周りに黒い線が付きますし、リムライトは白い影が付きます。リムライトの圧縮は、白い影幅の調整です^^。
フワッとした雰囲気になって綺麗です。カラーの調整が出来ると、もう少し違った使い方が有りそうですが、出来ない感じで…💦。
動画準備前のWebcam Motion Capture用意
①初期ページの左上に有るカメラ・ライトでアバターの大きさや陰影を調整出来ます。最初にある程度、直しておいた方が、製作時間が少なくて済みます。
③背景は、動画と合わせるのでクロマキー合成(背景をアプリに切り取ってもらう)しますので、グリーンにしておきます。(まぁまぁ緑だったら大丈夫です!)
②左下に有りますアバターの表情設定ですが、確かにWebカメラが表情も拾ってくれますが、繊細な感じではない気がします💦。又、使いながら自分の表情が反映されるので、慣れも必要です。
あっさり、キー操作で表情を変化させる事が出来ると覚えておくと、分かり易いのかなと思いました。
しかしながら、Fキーを使って表情を変化させた場合、neutral(F1)か自動表情の(a)を押し忘れると、ずーっと同じ表情のままですので、注意が必要です💦。
OBS Sutudioで動画にしてみる
実際に使ってみての印象ですが、完全にすべての機能を把握するのは、大分、時間が掛かりそうな感じ💦ですが、必要な所から順番に覚えていく感じなら、そんなに心配しなくても大丈夫だと感じました。アプリを立ち上げて、①背景は編集窓にドラッグします。次にアバターがWebcam Motion Captureの中にいますので②ソースを追加します。別窓が出ますので③ウィンドウキャプチャーを選択して下さい。
ソースの中にウィンドウキャプチャーが出来ましたら①⚙をクリックしますと、別窓が出ます。②は現在使用しているアバターウィンドウ(画面上に出ている必要が有りそうです)を選択して③は自動という項目もありましたが、私の環境ではWindows10を選択して上手く行きました^^。
最後に周りに有る緑色の部分を透明にします。ウィンドウキャプチャーで右クリック①別窓が出ますのでフィルターを選びます。②エフェクトフィルタの+をクリックして③クロマキーを選びます。④透明にする色を選んだらアバターの背景が透明になって、最初の背景動画が見える様になりました。
全体の用意が出来ましたら①で録画を始めます。上段のファイルから②設定の中に有る③出力④ここに保存場所が出ていますので、動画編集する際にダウンロードします。
これでOBS Sutudioの作業は終了しました。まだまだ、出来る事が沢山ある様なので、順番にやって見たいと思います。
VideoProc Vloggerで動画の時間調整
こちらは、いたってシンプルです^^。
新規プロジェクトから①に動画をドラッグします。そのまま②にドラッグしたら③赤い線を移動してカットする場所にして④分割をクリックしますとその部分に枠が付きますので右クリックして削除します。最後に⑤でサイズを決めて⑥出力したら完成です。
お疲れ様でした。
次は、Webcam Motion Captureに付いている待機モーションの追加機能を使って、全身の動きを作ってみます。
Webcam Motion Captureで全身モーション
Webcam Motion Captureには、FBXファイル形式を読み込む機能が付いていますのでそれを使って、アバター作成をした物を動かす事が出来ます。アプリの案内にも有るmixamoというサイトをご案内します。
約2500種類のアニメーションデータの中から、お好きな物をダウンロードでき、Webcam Motion Capture内に5種類まで保存する事が出来ます。mixamoのデーターは、ロイヤリティフリーのキャラクターとアニメーションの両方を個人、商用、非営利のプロジェクトに使用できます。と書かれていますので安心して利用可能です。
今回は、その中からダンスモーション(サルサダンス)を選んで見ました。
実際に、やって見ますとトラッキングを利用した動画とは少し違う準備が必要でした。
Webcam Motion Captureはトラッキングを使わない、体フィルターは0,95に設定する、この二つが違いです。
トラッキングを使用してしまうと、アニメーションを読み込みながらトラッキングしてしまう為、動作がおかしくなるのと、体フィルターの数字が低いとアニメーションについてこれませんでした。(只、1,0にすると動かない様で、微妙な感じです)
①カメラから②③で大きさを決めて④体フィルターを0,95にします。⑤トラッキングの詳細設定から⑥トラッキングの有効で⑥すべてのトラッキングの✔を外します。
後は、⑦クロマキー合成用に背景を緑にして、⑧待機モーションを使う・カスタムに✔を入れて、⑨からダウンロードした.fbxファイルを開くとアバターが動き始めます。
mixamoで見た感じと、実際にアバター作成して動かしてみると感じが違う事も有りますので、アニメーションは、いくつかダウンロードしておくと、何回も往復しなくても良いかもです^^。
最後は、華やかにやって見たいと思います。
VRM Live Viewer ver.3.9.1でダンス動画
アバター作成が楽しくなってくると、段々出来上がったアバターの数も多くなってきますね^^。
アバターを作る事は、割と簡単ですが、動かすとなると思い通りに行かない事も有ります。今回は、そんな部分にチャレンジしてきましたが、最後はグループダンスです^^。
細かい設定も出来ますが、とりあえず躍らせてみたいなら、至って簡単です。アプリを起動したら①からアバターを呼び出します(VRMファイル・VRoid Hub)。③でメンバーの配置を決める事が出来て、④でスタートしたら踊り出します^^。
小さいメニューは②で表示されますし、大きなメニューはTABキーで表示・非表示が可能です。
詳細な案内ページも有りますので、リンクを貼って置きます。
アプリ自体が無料配布の物ですし、アバター作成に嵌ってきたら一つ持っておくと楽しいと思います。
実際の動作画像は、音楽も有りますが、今回は映像の一部のみですが雰囲気を見て頂けますと幸いです^^。
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